ラベリングはアート

効果的なラベルの設計は、情報アーキテクチャの最大の難関と言ってもいいかもしれません。そもそも言語自体があいまい故に、「完璧なラベルができた」と自信を持って言うことは難しいかもしれません。類義語や同音異義語について考慮しなければいけませんし、コンテキストが違えば用語の意味をどう私たちが理解するかにも影響します。またシステムが複数の言語に対応する場合、問題はより複雑になります。しかしラベリングの慣例の中にも疑わしいものがあることは事実かもしれません。システムのユーザーの100%が「メインページ」というラベルを正確に解釈できているかというと、決してそうではなさそうです。完璧なラベルはなかなか実現できませんし、ラベルの効果を計るのも非常に困難であるため「努力の甲斐があれば」と祈るしかないかもしれません。ラベリングが科学というよりもアートのような響きに聞こえたとしたら、あながちあなたの判断は正しいのかもしれません。